社史を出版しようとする際に考えること

様々な会社において、何周年といった節目を迎える際に一つの選択肢として社史を製作してみようという話題が上ることがあると思われます

それぞれの会社において、創業時代の苦しみや成功した際の喜びなどを後世の社員たちに当該会社のDNAとして伝えていくことは意味のあることだといえるでしょう。

実際に製作されたもののなかには経営者の知られざる側面や、従業員たちの思いなどが記載されているものもあり読み応えがあるものもあります。

しかし、あまりに堅苦しく、内容がぼけているものだとせっかくのものでも後世の社員たちの心に響かないものとなってしまい残念なものとなってしまいます。

このようなニーズに対応してくれるのが、社史を専門分野とし出版している大阪府伊丹市に本社がある株式会社牧歌舎です。

こちらでは、社史5原則といったルールにのっとり読み応えがあるとともに面白いと感じさせるものを製作することに長けています。

具体的に5原則の1つをみてみますと、経営史として書くといったものがあります。

これは会社の流れを時系列で書くものではなく、創業者がどのような経営理念のもとに会社を始めたのか社会に対し何を持って貢献しようとしたのかから始まって、実際にその理念を実現するためにどのような商品を開発してきたのか、その開発の際の苦労は何だったのか、それをどのように解決してきたのかといったその時々の経営判断を血が通る形で記載するというものです。

他にも原則がありますが、このようなコンセプトを提示してくれる点が、当該会社の強みといえます。